ルカをお迎えすることになってから、お迎え当日までの1週間、一日千秋の思いでした。
お迎え当日、とても緊張していたのを今でも覚えています。
▼ルカと出会った日の思い出前回の記事
今回はルカが我が家に来てからの2週間についてのエピソードをお話しします。
お迎え当日
この日に向けて私たちは、「いぬの気持ち」や「ジャックラッセルテリア」について書かれた本やブログを読みあさりました。
ケージを組立て、トイレの準備や危険な物がないか部屋の配置を見直したりなどをして、準備していました。
我が家に来るまでの車内、クレートに入ったルカは「クーン、クーン」と泣いていました。
家に着き、ペットショップの店員さんからは、
「数日間は環境に慣れさせるためにあまり遊ばせず、ケージの中でゆっくりさせてあげてください。」
と言われていたので、 言われたとおり、ケージの中にいれて、休ませました。
当時のルカは、ケージの中から私たちのことをずーっと観察していました。 ご飯は1日3回、オリゴ糖を混ぜたミルクと、ふやかしたドッグフードを適用量あげます。
何もかもが初めての体験で、ミルクの温度などこれでいいのかな、と、一つ一つのお世話にドキドキしていました。
その日の夜から私は睡眠不足に悩まされることに。
ルカのケージはリビングに、寝室とは別の場所に設置しました。
寝るときは別々です。
お迎え当日の夜から2週間、私は睡眠不足に悩まされることになりました。
というのは、
命の重さや責任が想像していた以上に重く、きちんと心の準備が出来ていなかったんだと思います。
また、本を読んで勉強してたので、バッチリだと思っていましたが、
実際お世話をしてみると、書かれていたことなかなか出来なかったりしました。頭では分かっていてもなかなか出来ない自分が情けない気持ちになりました。
夜、布団に入っても
「ちゃんと息しているかな。」
「鳴いていないかな。」
と心配で全く寝られません。
主人はというと、隣でいびきをかいて寝ていました。。。
「なんで寝られるの〜」と内心思っていました(笑)
睡眠不足と、食欲不振で、私は日に日に衰弱していきます。
さすがに主人も私が心配になり、何が不安なのか、一緒に考えてくれました。
当時心配だったこと
- 夜鳴いてしまって、他の住民の人に迷惑かけないかな。
- 甘噛みがすごくて、他の子にケガさせるようなったらどうしよう。
- ちゃんと息しているかな。
- きちんと親として育てられるのだろうか。
「不安なんだったら、わんこを迎える資格なんて、最初からなかったんじゃないの?」
という意見もあると思います。
確かに、想像が甘かったなと思いました。
私が子供の時、柴犬を飼っていたので、私にも出来る!大丈夫!だと思っていたのですが、
子供のころのわんこのお世話は親がしており、私は一緒に遊ぶ友達の感覚だったので、実際に親になるのと責任の重さが全く違うということに気が付いていませんでした。
答えを探し求めてトレーナーさんに相談に行く
ネットや本で勉強をしても、調べれば調べるほどいろんな意見があったり、全く逆のことが書いてあったりで、何が正解なのか分からなくなりました。
睡眠不足も解消されず、育児ノイローゼになりそうでした。
体力的にも限界にちかづいていたので、主人と相談してプロに頼ることにしました。
ラブワンさんが開催していたドッグトレーナーによる相談会に参加しました。
この日、トレーナーさんからのアドバイスによって
ルカとの接し方、ルカが安全で暮らせるようにするために必要な考え方など、私たちの方向性が決まり、迷いがなくなりました。
トレーナーさんからのアドバイスで参考になったこと
わんこのしつけや接し方については、各トレーナーさんそれぞれで、考え方も異なると思います。
ここで記載するのはあくまでも私たちとルカケースで良かったことになります。
要求吠え対策
何かを要求して吠えた時には、無視をして部屋から出て行く。ケージに布をかぶせて暗くする。
静かになり落ち着いたら、要求したものを与える。
これを徹底したところ、要求吠えは本当にしなくなりました。
今では、吠えなくても先に私たちがこの子が何をしたいのか、表情で分かるようになりました。
ルカはどうしても注目されたい時には、吠えるのでなく「フッ、フッ」と鼻を鳴らして合図するようになりました。
マンション暮らしのため、要求吠えがなくなった事はとても助かりました。
甘噛み対策
乳歯はとがっているので、甘噛みは想像以上に痛いです。
このまま噛む癖がついちゃうと、将来、お友達に怪我をさせちゃうかもと、心配でした。
甘噛み対策では、 ペットボトルに、ビー玉やナットを入れて作った大きな音がでるボトルを使います。
甘噛みをしたり、駄目なことをした時にルカが気づかないところで、ボトルを振って大きな音「ガシャーン」と鳴らします。
甘噛みをすると、嫌な音が聞こえてくるということで、自然に甘噛みをしなくなり、
代わりに噛んでも良い物を与え、噛みたい時にはこれを噛めばいい人の手は噛むものではない。ということを覚えました。
この大きい音を鳴らすというアドバイスをトレーナーさんからされた時、私たちは「かわいそう」と無意識に言いました。
その時、トレーナーさんからは、わんこは、どんなに可愛くても、人間の子供ではないんですよ、ちゃんとそこは分かってね、とアドバイスされ、その時に「かわいがる」という意味を間違えていたなと気づきました。
この子が今後安全に暮らせるようになるためには、時には必要な事があることを学びました。
褒める
良いことをした時は、必ず褒める。
これらのことを、きちんと私たち2人が守っるということを徹底した結果、どんどんルカは良いことと悪いことの区別ができるようになり、自然と私も寝られるようになりました。
もしかしたら、わんこを育てる時に私と同じように悩んでいる人がいるかもしれません。そういった時は一度ドッグトレーナーさんに相談しに行くのも良いとおもいます。
私たちはこの日教わったことがとても役立ちました、トレーナーさんに本当に今でも感謝しています。
次回の記事では、初めてのお散歩のお話をしたいと思います。
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